【立川祐路】プロフィールを徹底解説!出身地や身長、家族構成、レーサーとしての経歴や引退までを一挙紹介!【ZENT CERUMO】

ドライバー紹介

今回は私の推しであり、ZENT CERUMO不動のエースある立川祐路選手のプロフィールについて、徹底解説していきます!

GT最速男』の異名を持ち、イケメンレーサーとしてもその名を馳せる立川祐路。

彼は一体何者なのか・・・?!

まずは、生年月日や出身地、身長体重、血液型などの基本的なプロフィールと、立川選手の愛車をご紹介!

それから、ご結婚や奥さん、子供など、気になるご家族の情報についても調査しました!

さらに、TwitterやインスタなどのSNS事情もまとめました!

そして、これまでのドライバーとしての経歴SUPER GTでのレース成績監督としての活躍など、“レーシングドライバー立川祐路”徹底解説していきます!

 

※2023年11月12日追記

なんと、2023年7月28日、突如今シーズン終了をもってスーパーGTドライバーから引退すると発表されました!!!

シリーズ中の引退発表という異例の事態に8月4日にはなんと引退会見が開かれ、多くのメディアが会場に詰めかけたそうです。

引退を決心した、いかにも“立川選手らしい”理由とは?

ラストランとなった第8戦もてぎの気になるレース結果は?

引退後の方針については発表されているのか?

そんな疑問を徹底調査しました!

立川選手ファンは必見ですよ!

 

 

【立川祐路】プロフィールをご紹介!生年月日、身長体重、出身地、血液型など!

まずは、基本的なプロフィールからご紹介します!

氏名 立川 祐路(たちかわ ゆうじ)
生年月日 1975年7月5日
出身地 神奈川県鎌倉市
身長 170cm
体重 55kg
血液型 RH+O型
愛車 レクサスLX、クラウンクロスオーバー
趣味 寝る事

立川選手は20235月現在で、なんと47歳!

スーパーGT500クラスの平均年齢がだいたい33ですので、もはや長老クラスです(褒めてます)。

しかし、47歳という年齢あってもステアリングを握り続けていると言うのは本当に凄いことです!

それだけ長くパフォーマンスを維持しているということですし、若い世代と互角あるいはそれ以上の走りが出来るということですからね。

さすがはGT最速男。その異名は伊達じゃありません!

 

さて、そんな立川選手の趣味は、意外にも『寝ること』なのだとか。笑

レースウィークであっても、睡眠時間8時間+昼寝2時間は欠かせないという徹底ぶりです。

最近だと、野球の大谷翔平選手が11012時間睡眠を取るということで話題になりましたが、体を休めることもプロのレーシングドライバーにとっては大事な仕事のひとつなのかもしれませんね。

 

 

【立川祐路】愛車をご紹介!やっぱり“あの”メーカーだった!?

そして、気になる愛車は・・・・・・レクサスLX!

やはり、メーカーはトヨタでした!笑

愛車の写真はコチラ⇩✨

x.com

 

ちなみに、レクサスLXを愛用している理由については、相棒の石浦選手曰く「雪などのシチュエーションでも乗りやすいからというワイルドな理由」なんだとか。

ご本人も、「砂漠でも乗れる」と愛車を評していました。笑

また、愛車はレクサスLXのようですが、ご本人のTwitterを拝見すると現在はKINTOという車のサブスクを利用してトヨタのクラウンクロスオーバー』にも乗っているようですね!

x.com

キャンプが大好きな立川選手。

愛車のカッコイイ見た目もお気に入りのポイントなんだそうですよ!

確かに、キャンプではたくさんの荷物や大きな道具を運搬する必要がありますから、SUVの車を選んでいるのは必然なのかもしれませんね。

私生活でもワイルドな立川選手、格好いいですね~!

 

 

【立川祐路】結婚はしてるの?奥さんは誰?ご家族について調査しました!

立川選手は、2002年2月11日に元レースクイーンの我孫子千香(あびこちか)さんとご結婚されています。

我孫子さんは埼玉県のご出身で、1977年4月15日生まれの46歳(2023年現在)。

元レースクイーンですが、2000年~2001年には『内村プロデュース』などのテレビ番組にも出演されていました。

現在はテレビなどのメディアには出演されていないようです。

ちなみに、今年2023年の結婚記念日にはディナーに行かれたそうですよ!

奥さん想いの素敵な旦那さんですね😊

 

 

【立川祐路】子供について調査しました!お名前に関するビックリエピソードも!

※2023年11月12日追記あり

子供についての情報」はあまり発信していない立川選手。

唯一見つけたのは、2013年に平手晃平選手とシリーズチャンピオンを獲得した際に、お子さんと共に表彰台に登壇している姿!

それによりますと、お子さんのお名前は第1子が優香ちゃん第2子が路偉ちゃんとおっしゃるそうです。

残念ながら、年齢や性別は公表されていません

女の子ふたりだという噂もありますが、真偽のほどは定かではありませんね。

2013年の写真では、優香ちゃんは小学生高学年くらい、路偉ちゃんは1歳くらいに見えますが、あれから早10……

もしかすると、優香ちゃんはもう成人しているかもしれませんね!

詳細が気になる方や、表彰台に登壇されている時のお写真をご覧になりたい方は、『平手/立川 家族とつかんだGT500王者』で検索してみて下さい🌟

 

ーーー※2023年11月12日追記ーーー

立川選手引退セレモニーおよびラストレースとなった2023年第8戦もてぎに、ご家族が駆けつけてくれました!

11月4日に開催された引退セレモニーの時の写真です。

立川選手奥さんの我孫子千香さん娘さんの優香ちゃん息子さんの路偉くんの家族写真、素敵ですね~!

優香ちゃんはお母さん似、路偉くんはお父さん似でしょうか?

すっかり美女&イケメンに成長されましたね!

立川選手はと言うと、レーサーとしての真剣な表情から一変し、すっかりお父さんの笑顔です^^

最後の最後、ラストランのレースで新たな一面を見せてくれた立川選手でした。

ーーー※追記終了ーーー

 

ここからは余談ですが、プチおもしろ情報です!

相棒である石浦選手は、2011年に第1子となる女の子が誕生しました

お子さんの名前はなんと、優花ちゃん!

立川選手の上のお子さんと同じお名前なんです!

立川選手の娘さんとお揃いを狙った訳ではなく、奥さんと相談し優花ちゃんというお名前に決まったそうですが、立川選手からは「真似するなよ!」とツッコまれたそうですよ!笑

現在、石浦選手は3人の娘さんのパパになっています!Twitterにも時々登場していますので、要チェックです
x.com

 

 

【立川祐路】愛犬情報!まさかのお値段が〇〇万円?!

そして、忘れてはならないのが愛犬の存在。

猫派と自称していた立川選手ですが(2016年ドライバーへの一問一答より)、実はポメラニアンを飼っています

2019年の富士で優勝した際にそのテンションに任せて購入したそうで、お名前はララちゃん!

そして奇しくも、そのお値段はZENT CERUMOのカーナンバーと同じ38万円』だったのだとか・・・。笑

これは買うしかない!と立川選手も運命を感じたそうですよ。

ワンちゃんを飼うきっかけになったのが「優勝した時のテンション」だったり、お値段がZENTナンバーだったり、立川選手らしい(?)面白いエピソードでした。

偶然なのでしょうが、何だかCERUMOへの愛を感じました。笑

 

 

【立川祐路】SNS事情について解説!Twitter編

元々SNSをやっていなかった立川選手ですが、2022年の東京モーターショーにて「レース界を盛り上げるためにやるべき」という声が上がった為、同年1月にTwitterを始めたことを発表。 

元々ファン人気の高かった立川選手は、1ヶ月足らずでフォロワー1万人を達成

そして現在のフォロワー数はと言うと、なんと2万1千人!

立川選手の人気の高さがうかがえますね!

 

ちなみに、ツイートの内容はと言うと……

  • レース前に意気込みを語ったり
  • レース後にはリザルトと所感を呟いたり
  • レースの時の写真をupしたり
  • お仕事で遠征した時やプライベートでのお出かけの写真をupしたり

このような感じで、様々な立川選手にお目にかかれます😊

 

個人的にオススメしたいのは、レースの時には見られない『おちゃめ』な立川選手!

  • 「○○と俺」という台詞と共に自分の写真を投稿したり。
  • 「ゆうじは○○を手に入れた!」とドラクエ風に報告をしたり。
  • 食事中の石浦選手や睡眠中の石浦選手を激写して勝手に(?)upしたり。

レースの時は鋭い眼光を放ちGT最速男としての威厳を醸し出している立川選手ですが、実はTwitterではこんなにも自由人なんです。笑

さらに!

相棒である石浦選手や、旧知の仲である脇阪寿一監督との笑えるやり取りも見逃せないですよ〜!

最近の私のイチオシはコチラ⇩

石浦選手の誕生日に投稿されたツイート。

なぜか、ドアップの顔写真をカラフルにデコっています。笑

x.com

これにはさすがの石浦選手も、「何でそんなにデコった感じにしたんですか」と突っ込まざるを得なかったようです。

お二人のやり取りが可愛すぎると私の中で話題になりました。画像編集に労力をかけた立川選手も可愛いです。笑

 

 

【立川祐路】SNS事情について解説!インスタ編

インスタは個人ではやっていないようです。

が、インスタにはZENT CERUMOの公式アカウントあります!

レースの時のマシンや選手達の写真グッズの紹介レースクイーンたちの可愛い動画まで、ZENT CERUMOの情報が満載ですよ。

特に、ドライバーへのインタビュー動画は必見です🌟

気になる方は是非チェックしてみて下さい!

ZENT CERUMO公式アカウント

 

 

【立川祐路】ドライバーとしての経歴やレース成績、監督としての活躍を徹底解説します!

ここでは、『GT最速男』の経歴や成績をがっつり解説していきます!

 

ドライバーとしての経歴

小学校の頃は、地元のサッカークラブに入っていたという立川選手。

元々運動神経は良かったようで、中学で始めた硬式テニスでは団体戦で関東大会に出場した経験もあります。

そんな立川選手の車との出会いは、ご両親がバイクツーリングの最中にたまたま見つけたカート場でのことでした。

そこから家族と一緒にカートを始めたことが、立川選手のレーシングキャリアの出発点となりました。

ご両親、先見の明がありますね!さすがです👍

 

その後、1992年に地方カート選手権でデビュー

そのデビュー戦でいきなりポールポジションを獲得したり、1993年には地方カート選手権AIIクラスでチャンピオンを獲得したりとめきめき頭角を現した立川選手。

1994年にはフランスに渡り、フォーミュラ・ルノー・キャンパス・カップで2勝を挙げ、シリーズ4位の成績を残しています。

フランスへは、日本人初エルフ(仏のオイルメーカー)のスカラシップ生として渡仏されたそうですよ!

 

翌1995年に帰国後、フォーミュラ・トヨタ西日本シリーズにて国内レースデビューを飾り、シリーズチャンピオンを獲得

また、同年には全日本F3選手権にも参戦し、1997年にはシリーズ2位に。

同年参戦を果たした全日本選手権フォーミュラ・ニッポンでは、2001年には4度表彰台を獲得してシリーズ3位となるなどの活躍をみせました。

 

フォーミュラーとは、ホイールが剥き出しで屋根がない形のレース専用の車のことです。F1と聞いてまず思い浮かぶ車ですね!
対してGTカーとは、市販の車をレース用に改造したものを指します。スーパーGTでも、まさにこのGTカーがサーキットを疾走しています!

 

一方、GTカーにおいては、1996年にSUPER GTの前身である全日本GT選手権(JGTC)でデビュー

1996~7年は、日産のフェアレディZにて全日本GT選手権(JGTC)にスポット参戦し、翌年1998年にはトヨタ・チェイサーをドライブ。

そこではシリーズ4位を獲得し、才能の片鱗を見せつけました。

そして1999年、セルモへと移籍。

これ以降立川選手は、2023年現在に至るまで一貫してトヨタのステアリングを握ってきました。

同時に、「20年以上同チームに在籍」という前代未聞の記録を打ち立て、今も尚その記録を更新して続けています。

GTレースではチーム移籍が多くありますが、中には、グッドスマイルレーシング谷口信輝選手や片岡龍也選手、NISMOのロニー・クインタレッリ選手松田次生選手などは同じチームに10年以上在籍している選手もいます。しかし、20年は文字通り前例がないのだとか!

※ZENT CERUMOの詳しい情報はこちら♪↓↓

【2023】ZENT CERUMO徹底解説!ドライバーやグッズ、レースクイーンも紹介!
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また、レースドライバーとしてその才能を遺憾無く発揮している立川選手ですが、実は車の開発にも携わっているんですよ!

例えば、過去にSUPER GTに参戦していたレクサス・SC430やトヨタ・スープラ(JZA80型)、レクサス・RC F GT3などは、現DENSO SARD監督の脇阪寿一氏らと共に開発ドライバーを務めたそうです。

だから、脇阪寿一監督と仲良しなのかも?!

 

SUPER GTのレース成績

1996年から全日本GT選手権(JGTC)及びSUPER GTのGT500クラスに参戦している立川選手。

そのレース成績をまとめました!

  • シリーズチャンピオン 3回(歴代2位タイ)
  • レース優勝 19回(歴代2位)
  • ポールポジション 24回(歴代最多)

トップドライバーと呼ぶにふさわしい、輝かしい成績ですね!

さて、1996年にデビューして以降のシリーズ成績もみていきましょう!

チーム 車両 順位
1996年 BROS FACTORY
日産・フェアレディZ
25位
1997年 Team Le Man 29位
1999年
TOYOTA TEAM CERUMO
トヨタ・スープラ
14位
2000年 4位
2001年 1位
2002年 3位
2003年 9位
2004年 5位
2005年 1位
2006年
レクサス・SC430
5位
2007年 7位
2008年 ZENT TOYOTA TEAM CERUMO 2位
2009年
LEXUS TEAM ZENT CERUMO
10位
2010年 9位
2011年 6位
2012年 2位
2013年 1位
2014年
レクサス・RC F
8位
2015年 4位
2016年 6位
2017年
レクサス・LC500
4位
2018年 4位
2019年 4位
2020年
TGR TEAM ZENT CERUMO
トヨタ・スープラ
10位
2021年 12位
2022年 13位

※1996~2004年は全日本GT選手権(JGTC)、2005年~2022年はSUPER GT

 

これまでに通算19勝(優勝)をあげ、そして3度のシリーズチャンピオンに輝いています(上記の表の右列、1位と記載されている年です)。

また、予選1位通過を示すポールポジションの獲得数は24回

これはなんと、単独トップの歴代最多獲得数

このことから、立川選手は「GT最速男」としてその名を轟かせています。

また、24回獲得したポールポジションのうち、なんと12回が富士スピードウェイでのレースなのだとか。

決勝においても、19勝のうち9勝を同じく富士スピードウェイであげており、割合にすると実に47%!

これにより付いた異名が「富士マイスター」です✨

JGTC・SUPER GTにおいて3回以上チャンピオンを獲得しているのは、立川選手、本山哲選手、脇阪寿一選手、ロニー・クインタレッリ選手の4人だけなんですよ!

 

余談ですが、立川選手のカッコイイエピソードをひとつご紹介します✨

立川選手は、ZENTの公式YouTubeチャンネル「ZENTube」でのインタビューで、「80supra(1999年~2005年にドライブしていた車両)が乗っていて一番楽しかった」と話しています。

理由は、「暴れる車をドライバーがねじ伏せて走ってる感じで、コントロールする難しさや楽しさがあった」とのこと。

それを聞いた時、「生粋のドライバーだ!なんてカッコイイんだ!さすがはGT最速男!」と感動したのを覚えています。

 

監督

現在、立川選手はドライバーだけに留まらず、監督としても活躍されています

立川選手が監督を務めるのは、スーパーフォーミュラに参戦するINGING(インギング)というチームです。

スーパーフォーミュラとは、アジア圏において最高峰とされるフォーミュラカーによるレースのことです!

実は、立川選手は以前INGINGでドライバーとしてステアリングを握っていた事も。

2008年にドライバーとして起用され2位となり表彰台にあがりましたが、翌2009年をもってスーパーフォーミュラは引退されています。

そして、2010年にはINGINGのチームアドバイザーに就任し、若手の育成に参画。

2011年には、監督に就任する運びとなりました。

その後INGINGは最強チームとして君臨し、2015年~2017年ドライバーズタイトル3連覇!

2016年にはチームタイトルも獲得し、2冠に輝きました

なんと、その時ドライバーを担当したのは……石浦選手なんですよ!✨

 

INGINGの2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権参戦体制は、下記の通りです。

エントラント名 INGING MOTORSPORT(インギングモータースポーツ)
チーム名 P.MU/CERUMO・INGING(ピーエムユーセルモインギング)
車両名 P.MU/CERUMO・INGING SF23
チームオーナー 卜部治久
チーム監督 立川祐路
テクニカルアドバイザー 田中耕太郎
38号車 ドライバー 坪井翔
エンジニア: 菅沼芳成
39号車 ドライバー 阪口晴南
エンジニア 林寛幸

INGINGSUPER GTのクラス300『No.2 muta Racing INGING/muta Racing GR86 GT』で参戦しています!応援よろしくお願いします!

 

 

 

【立川祐路】突然の「引退発表」!引退の理由は?ラストレースの結果は?引退後の方針は?!

※2023年11月12日追記

GT最速男としてその名を馳せた立川祐路選手。

1996年にデビューし、1999年からCERUMOでステアリングを握り続け、今なおSUPER GTを牽引する天才トップレーサーです。

しかもイケメン!!

そんな立川選手が、2023年7月28日、突如今シーズン終了をもってスーパーGTドライバーから引退すると発表!!!

関係者のみならずファンの間にも激震が走りました。

しかも、シリーズ中の引退発表という異例の事態。

発表翌月の8月4日にはなんと引退会見が開かれ、多くのメディアが会場に詰めかけたそうです。

引退を決心した、いかにも“立川選手らしい”理由とは?

ラストランとなった第8戦もてぎの気になるレース結果は?

引退後の方針については発表されているのか?

そんな疑問をまとめました!

どうぞご覧下さい^^

 

引退を決断した理由とは?胸の内に秘める想いに迫ります!

引退理由について、立川選手は引退会見にてこのように語っています

細かい理由もいくつかありますけど、ひとつはプロドライバーとしてやっている以上、やはり成績に責任を持たないといけませんし、昨年を含めて成績を残せていません。これはやはり自分の責任もあります。」

出典:https://www.as-web.jp/supergt/972896?all=#google_vignette

2019年の第2戦富士スピードウェイで1位を獲得して以降、優勝が無かったZENT CERUMO

近年はマシントラブルという不運も重なり、2021年はシリーズ12位、2022年はシリーズ13位と低迷

立川選手はその結果に対して「プロドライバーとして責任を持たないといけない」と語りました。

続いて、このようにコメントしています。

「昨年はいろいろついてないことも多く、トラブルがあったり、クルマがうまくまとまっていないなど、いろいろな理由はもちろんありました。でも、そういった状況があったにせよ、自分のなかでは『前の自分だったら、そういった状況も自分で何とかすることができたんじゃないか』という思いが少しありました。それができないんだったら『引退はこのタイミングかな』 という思いがあり、それが自分のなかで大きかったです。」

出典:https://www.as-web.jp/supergt/972896?all=#google_vignette

プロとして結果を残せていない……それが大きな理由だったようですね。

立川選手がいかに“プロ”として責任を持ってレースに臨んできたのかがよく分かります。

自分の走りに責任を持ち、全身全霊で挑み続けたその姿勢・・・・・・本当にカッコイイです。

 

また、引退を真剣に意識し始めたのは去年頃からだったと言います。

そこから文字通り“進退をかけて”レースに参戦してきた結果、成績が振るわないという事で、2023年6月第3戦鈴鹿のあたりで引退の決断に至ったわけですね。

 

それに対し、かつて同世代のライバルとして競い合い、現在はTGR TEAM SARDの監督して手腕を振るう脇阪寿一監督は、決して立川選手の実力は衰えていないと激励のコメントを送りました。

「昔は誰もがなんとかならなかったことを、彼がなんとかして勝ち切っていたんです。ポールを獲れないクルマで獲ってきたんです。(中略)あなたは落ちていません。残り5戦ありますから、独特のオーラをまとった、輝く38号車を見せてください。」

出典:https://jp.motorsport.com/supergt/news/tachikawa-retire-presser-1/10504113/

時が経っても、引退しても、変わらずに実力を認め合う“ライバル”……そんな二人の関係が伺える一幕でした。

 

ちなみに、ご家族に引退の意向を伝えたときは「残りのレースを見に行こうと思う」といった感じで引退の意向を理解してくれたそうです。

立川選手曰く、家族だからこそ立川選手が「言い出したら聞かない」という性格なのを分かっていたのだとか。

さすが家族!絆を感じますね^^

 

そして、相棒である石浦宏明選手に引退の決心を伝えたとき…。

「よかったら一緒にどう?」と、あろうことか引退を“お誘い”したそうです!

さすが立川選手、こんな場面でもおちゃめを忘れません。笑

石浦選手は、「自分はもうちょっと…」と断ったとのこと。

そりゃそうだ。笑

しかも!立川選手のおちゃめエピソードはここで終わりません!

さらに、引退会見に駆けつけた石浦選手に向かって、立川選手はこう問いかけました

「どう? まだ間に合うよ?」

会場は爆笑に包まれたそうです^^

いつもと変わらないコントのようなお二人のやり取りに、思わず口元が緩んでしまいますね!

 

そして、会見の最後に『立川選手にとってスーパーGTとは』と質問された立川選手はこう締めくくりました。

人生ですね。スーパーGTがあったから今の僕がありますし、レースやってなかったら大した人間ではなかったので、唯一僕ができたことでした。」

出典:https://www.as-web.jp/supergt/972896?all=#google_vignette

立川選手らしい、素敵な会見でした。

 

私は、立川選手が引退を発表したとき速報でニュースが流れ、その事を知りました

あまりの衝撃に絶句したのは言うまでもありません。

それからしばらく私は立川選手の引退を受け止められず、ニュース記事も読めない、X(旧Twitter)も見れないといった状態に…。

そのくらい、本当にショックでした。

あの、冷静でいながらも行くときは行くアグレッシブな走り、ひとつの時代を築いてきたプロとしての矜恃、どんな時でも飄々と笑顔を見せる立川節、相棒である石浦選手とのコントのような絡み……それらが見られなくなってしまうことが、あまりに寂しくて受け止め切れなかったのです。

しかし、こうして引退会見を経て立川選手のレーサーとしての“本気”を目の当たりにすると、私は「応援せざるを得ないな」という気持ちになりました。

気でレースに臨んでいたからこその決断、それを支持したいと思ったのです。

長々と書き連ねましたが、結局何が言いたかったかと言うと、「これまでも、今も、そしてこれからも、立川選手のファンで居続けます!!!」ということです︎^^

これからも立川選手の情報をチェックしていきますよ〜!

※11月4日に開催された引退セレモニーの時の写真。この時限定の専属ドライバー(笑)脇阪寿一監督との一幕です。

 

 

涙あり?!気になるラストレースの結果は?

2023年11月5日、栃木県のモビリティリゾートもてぎにてスーパーGT第8戦が開催されました。

言わずもがな、これが立川選手の“ラストラン”

気になるレース結果は……。

ZENT CERUMO GR Supraは、 11位でフィニッシュ惜しくも入賞ならずという結果でした。

レースの内容を簡単にまとめました!

今回のレースは、珍しく石浦宏明選手がスタートドライバーを担当

緊張もあったそうですがきちんと序盤のスティントを戦い、22周で立川選手とバトンタッチしました。

ここからゴールの63周まで、立川選手ラストランの長い戦いが幕を開けます。

16号車ARTA MUGENをオーバーテイクして会場を湧かせるなど、遺憾無く存在感を発揮する立川選手

オーバーテイクも勿論ですが、抜かれないようにさり気なくブロックする姿もカッコよく、さすが立川様でした!

しかし、レース終盤にはなんと雨が!

難しいコンディションとなり、少しずつポジションを落として最後は11位でフィニッシュしました。

立川選手はレースを振り返り、こうコメントを残しています。

「ラストレースはなかなか苦しい戦いになってしまいましたね。これもレース。これも人生です。前半スティントの石浦選手の状況から苦しいレースになりそうなことは感じていましたが、何にしても最後のレースなので、全力で頑張ろうと長いスティントに臨んでいきました」

出典:https://www.as-web.jp/supergt/1011500/amp

 

そして、人生最後となるチェッカーを受けたあと「正直こみ上げてくるものがあった」と言います。

惜しみなく送られる声援の中で、これまでの20年以上にわたる長い長いドライバー人生に思いを馳せたのでしょうか。

「とにかく少しでも長く乗っていたい、戻ったら終わってしまうんだという寂しさがありました」という言葉からも、立川選手の想いが伝わってきますね。

さらに、レース終了後には家族も駆けつけ、記念撮影をされました。

その笑顔はまさに“父”ですね^^

※11月4日に開催された引退セレモニーの時の写真。立川選手と、奥さんの我孫子千香さん、娘さんの優香ちゃん、息子さんの路偉くん。

 

結果こそ振るいませんでしたが、最後の最後までトップレーサーとしての走りが輝いていました!

ドライバー交代の際にクルーの方が前方に被ってしまい、立川選手の姿が全然見れなかったことは未だにショックですが…。笑

しかし、レース終盤の雨でスリックタイヤを履いたマシンは難しいコンディションに苦しめられ、中にはスピンしてしまうチームもあった状況で、無理をせず危なげなく走り抜いたのはやはりベテランのなせる技だと思います。

そんな走りが最後に見れて、感無量の一言です。

立川選手、本当にお疲れ様でした!!

 

 

引退後はどうする?まさかの○○○?!

引退した後の方針について、ファンとしては気になるところですよね!

監督業に専念するのか・・・実況などにも挑戦するのか・・・車の開発に注力するのか・・・レース界そのものから引退してしまうのか・・・。

調べてみましたが、引退の会見で来季以降については、正確なことは何も決まっていません」と言及されていました。

つまり、現時点では今後の身の振り方については明言されていないようです。

一方で、立川選手ご本人はラストレース後にこんなコメントを残しています

「明日から普通の人に戻りたいと思います(笑)」

・・・・・・まさかの一般人?!

さすが立川選手、こんな場面ですら“立川節”を崩さず、軽快に冗談を飛ばしていました。笑

閑話休題。

引退会見で「今まで長年やってきた仲間たちと何らかのかたちで一緒に仕事はしていきたい」と語っておられた立川選手。

その言葉の通り、今後もレース界で活躍されることを願っています!

個人的には、フォーミュラーに参戦するINGING MOTORSPORTというチームで監督を担っていることもあるので、今後も監督業に専念されるんじゃないかなぁと思っています^^

実況は性格的にあまりイメージがつきませんが、もし実況で活躍されることになったら喜びのあまり小躍りしてしまうかもしれません。笑

今後の方針について、発表を待ちましょう!

このサイト「GTなび!」でも続報をチェックしていきますので、よろしくお願いします^^

 

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